Webプログラマーは、主にインターネット上の技術を用いてシステムやソフトウェアを作成します。これらはコンピュータープログラムとして、物流や金融システムなど企業が使用するものからアプリケーションの全体管理など、その使用範囲は多岐にわたります。

Webプログラマーの業務内容は、他社から依頼されその会社に応じたシステムを作るプログラムや自社サービスの開発を専門に行う形態があります。ネットショップやブログサービス、お問い合わせフォームなど、個人ブログから大規模システムまで様々なものがあります。自社のプログラムだけを作成するプログラマーもいますが多くは受託開発の形態です。

いまでは様々な人がコンピュータを持ち歩き、パソコンだけでなくスマートフォンゲームなどあらゆる場面にプログラムが活用されています。ネットを取り巻く技術は発展しましたが、ソフトを作るのは人です。今後あらゆる分野でプログラミングを切り離して語ることはできず人手不足で未経験プログラマーの募集も増えています。

Webプログラマーになるために必要な分野は、ユーザーインターフェースとデータベース作成アプリケーション設計などです。初めての人は簡単なプログラムを1つ作りそれをブラウザ上で実際に動かしてみるのが良いとされています。プログラミング言語を扱うスキルが必須なので、初心者でも取り組みやすい言語のPHPが人気です。

IT業界の拡大が進む中で、日本政府は国の成長戦略として2020年からコンピューターのプログラミング教育を必修科目とすると明言しました。このように、利用するシステムが複雑化してくる社会の中で、今後もWebプログラマーの需要は拡大していくことが予想されます。そのため、未経験から始める人も多く、中にはフリーランスのWebプログラマーを目指す人も少なくありません。ただ、知識も経験もないまま、何の準備もせずに端からフリーランスを目指すのは難儀なため、未経験でもWeb業界で独立して仕事をするための方法を模索し、理解した上で行動に移すといいでしょう。